部屋の片付け「整理収納」のコツを紹介。汚部屋はやる気を下げる!

2022-10-20

綺麗な部屋での快適な暮らしは、誰もが理想とするライフスタイルです。そして、その最大の敵が「片付け」というのも周知の事実です。ところが、部屋に帰ってポンと物を置き、「片付けなきゃ」と思っても、「後で片付けよう」「明日片付けよう」…と、つい後回しにしてしまいます。気がつけば、「物がそのまま放置され、汚れが溜まった部屋になってしまった」なんてことに心当たりがある人もいるでしょう。

 

部屋を整えることは、綺麗を保つことだけが目的ではありません。散らかっている部屋で過ごすと気持ちが落ち着かなくなりますし、やがて心の余裕をなくしてしまうことにもつながります。逆に片付いた部屋で生活を送ると気持ちに余裕が生まれ、リラックスできます。朝起きて整理整頓された部屋を見ると、1日のやる気も起こります。

 

要するに、部屋の片付けはライフスタイルに好循環を生み出すきっかけにもなるということです。片付けが苦手と感じていても、コツさえつかめば大丈夫。今回は、整理整頓や収納に腰が重い人でも実践でき、しかも綺麗が持続する、そんな部屋の片付け方法を紹介します。

 

部屋

 

<目次>

片付けは目の前の小さなことから

部屋の片付け前に読む2つの心得

  • 「片付かない」は部屋も心もすっきりしない
  • 「どこから片付ける?」は小さな場所が目安

収納は整えるくらいでちょうどいい

  • 大まかに物をカテゴライズ
  • 収納はよく使う物から順に

整理整頓の習慣が生む3つのメリット

  • メリットを明確にすると片付けは長続き
  • 毎日の掃除にはロボット掃除機「ディーボット」がおすすめ
  • DEEBOT OZMO 920
  • DEEBOT N8 PRO+
  • DEEBOT XI OMNI

まとめ

 

片付けは目の前の小さなことから


部屋の片付け

 

部屋の片付けは、毎日の生活で大きな課題と言えるほど、気持ちに負担を与える要素です。片付けには様々な方法がありますが、なかなか前に進まないのは「あれもこれもやってしまおう」と一気に大量の片付けをしようと努めるからです。

 

収納方法、整理整頓アイテム、どこから手をつける、使う物と使わない物の区別、物を捨てる…。片付けに関する情報はいくらでも挙げることができます。しかし、ポイントとして覚えてほしいのは、いきなり大きな目標を立てないこと。目標が大きすぎると、手をつける順序を途中で見失ってしまいます。

 

手をつけやすいカテゴリー、すぐに片付きそうな小さな場所からスタートし、1つずつクリアする方が片付けのハードルが下がりますし、整理整頓も持続できます。そして、部屋は一度片付くと、その後は毎日の掃除が楽になります。

 

部屋の片付け前に読む2つの心得


部屋が片付かないのは、もしかすると完璧を求めるからかもしれません。そうすると重い腰がなかなか上がらず、部屋の片付けが億劫になります。その気持ちのまま数日経つと「なんだかすっきりせず、さらに後回しになって…」と、暮らしに悪循環を呼び込んでしまいます。

 

部屋の片付けを成功させるポイントは、まず自分の満足度を高めるやり方を見つけることです。飽きないやり方や手をつけやすい場所を考えて、少ない手間でどうすれば部屋がすっきりし、心に余裕が生まれるかを考えましょう。その際、整理整頓がうまくいく心得も知っておいてください。

 

  • 「片付かない」は部屋も心もすっきりしない


整理整頓コツ

 

片付けが苦手な人も、心の中では「片付けたい」と思っています。しかし、「整理整頓したい→でも、苦手→結局、後回し」というネガティブなループから、なかなか抜け出せずにいるのではないでしょうか。心の中で気にしていることなので、部屋が片付かないといつまでも気持ちはモヤモヤ。そして、整理整頓できていない部屋を見るたびにイライラしたり、気分が落ち込んだり、心の負担を抱えたままです。部屋を整理整頓することは、心を整えることにつながります。

 

「苦手な気持ちはどうすればなくなるのか」

「後回しにする癖をなくすには、どんな片付け方が合っているのか」

 

いろいろ紹介されている方法から良いと思うものを採用するより、自分が継続できるかどうかで取り入れる片付け方を考えましょう。自己満足度を高めることが大切なことです。

 

  • 「どこから片付ける?」は小さな場所が目安

 

片付けコツトイレ

 

では、自分の満足度を高める部屋の片付け方とは、どんなものでしょうか。大切なのは、どこから片付けるかを考える際、気になるところからではなく、すぐに整理整頓が完成する、小さな場所から手をつけることです。収納場所が決まっている物、片付ける物が少ない場所などは、手をつけやすいカテゴリーです。

 

  • 手をつけやすい
  • 収納アイテムを買えば解決
  • ちょっと大変
  • 大がかり


まず、大まかに部屋の片付けをカテゴライズしてみましょう。さらに、カテゴライズした内容のうち、「手をつけやすい」「すぐに終わりそうな小さな場所」「物が少ない場所」から整理整頓を始めることをおすすめします。そうすると、自己満足度を高める片付けができるようになります。

 

洗面台の上、シューズボックスや玄関といった、物もスペースも限られている場所や、断捨離するだけでスペースが増えるクローゼットなどは、比較的に取りかかりやすい場所ではないでしょうか。ちょっとした手間で片付いた実感が味わえると「次もやってみよう」とやる気が出てきます。小さな満足の積み重ねが、最終的に大きな成果=整理整頓されて綺麗な部屋を生み出すことにつながります。

 

収納は整えるくらいでちょうどいい


さて、片付けを始める場所を決めたら、次は「どうするか?」を考えましょう。その際、物を取捨選択しながら片付けもするという同時進行は、意外とあれこれ迷ったり考えたりする時間を取られるだけで、片付けたという成果が上がりません。また、途中で片付ける気持ちが失せ、心が折れてしまうことも少なくありません。

 

まずは片付けるスペースの物を一度広い場所に出し、それらを要不要などにカテゴリー分け。その後で「ざっくり整える」というように手順を踏むと、整理整頓作業がスムーズに進みます。

 

  • 大まかに物をカテゴライズ

 

整理コツ大まかに物をカテゴライズ.jpg

 

片付ける場所の物を一度すべて出した際にやってはいけないこと、それは思い出に浸ることです。懐かしさに心を奪われると、なかなか仕分けが進みません。片付けには2つの勇気が必要で、1つは淡々と物を分けることです。

 

もう1つは、物を捨てる勇気。一度出した物を、まず使う物と使わない物に分けます。目安は「過去1年間を振り返り、使ったかどうか」です。1年間使っていない物は処分しますが、どうしても迷うものは紙袋や箱に入れ、1年後の日付を書いて別の場所に置いておきます。記入した日付までに使用したら元の場所に戻しますが、それまでに使わなければ勇気を出してサヨナラし、「使わない=捨てる」と決断してゴミ袋に入れましょう。

 

  • 収納はよく使う物から順に


収納はよく使う物から順に

 

使わない物の処理が終わったら、いよいよ収納です。収納する順番は、使用頻度の高い物から収納していくことです。その際、次の2点を考慮しましょう。

 

  • 物を共通のグループに分ける
  • 使う場所の近くに収納する


まず、物を共通のグループに分類しましょう。例えば、衣類なら「下着/シャツ/ボトムス」のように種類別に、学用品なら「兄用/弟用」のように人別に、アウトドア用品なら「春夏用/秋冬用」の季節別などにグループ分けします。

 

次に、収納場所を決めます。ポイントは、使う場所の近くに収納すること。使う場所と収納場所が離れると元の場所に戻すのが面倒になり、散らかる原因になってしまいます。目の辺りから腰までの高さは「ゴールデンゾーン」と呼ばれ、もっとも物の出し入れがしやすい範囲と言われています。よく使う物からゴールデンゾーンに収納していくことで片づけやすくなり、綺麗な部屋を維持することができます。

 

整理整頓の習慣が生む3つのメリット

 

整理整頓の習慣が生む3つのメリット

 

部屋の片付けは、一度完成したからといってそこで終わりではありません。これをきっかけに「その後も整理整頓を続けられること」、つまり、整えたり収納したりする習慣化が大切です。綺麗な部屋で暮らしている自分の姿を想像しましょう。部屋がすっきりすると、所有する物が把握できるので、無駄な浪費が減ります。また、部屋が片付くことで生活に余裕が生まれますし、掃除しやすい部屋にもなります。

 

この3つは、整理整頓で得られる最大の成果だと言えます。また、部屋が片付くことで、日々の掃除をロボット掃除機に任せることが可能になり、その分、自由な時間が増えます。増えた時間は自己投資へ。要するに、部屋の片付けは生活の質の向上という素敵な結果をもたらします。

 

  • メリットを明確にすると片付けは長続き


片付けは自分にメリットとして返ってきます。3つのメリットのほかにも、インテリアに興味が湧く、新たな趣味を始めたくなる、ホームパーティができるなど、部屋が片付いたことによって楽しみが生まれます。だから、部屋の片付けに取りかかる際は、事前に「片付いた後にどんな楽しみがあるか」をイメージするとモチベーションも上がるでしょう。

 

例えば、「友人と部屋で過ごす心の余裕が持てる人間になりたい」など、自分がなりたい人物像を思い描くと、その後も前向きに取り組めるのではないでしょうか。整理整頓ができた部屋は、日々の掃除の手間が減らせるのも事実です。物が散らかっていないことで掃除しやすくなるだけでなく、ロボット掃除機の検討が現実味を帯び、いつも清潔で綺麗な部屋を、楽に維持できるようになります。

 

  • 毎日の掃除にはロボット掃除機「ディーボット」がおすすめ

 

ロボット掃除機ディーボットがおすすめ

 

清潔で綺麗な部屋を維持するため、ロボット掃除機の導入を検討するなら「DEEBOT(ディーボット)」シリーズがおすすめです。現行モデルは、吸引清掃と水拭きがどちらも可能です。部屋が片付いたことで、部屋の間取りをレーザーでスキャンし、スマートフォンの専用アプリ「ECOVACS HOME」にマップを作成するレーザーマッピング機能で、掃除できるエリアを広く設定できます。

 

ほかにも、機種によってゴミを自動で回収し捨ててくれる機能や音声操作ができる機能があるなど、それぞれの性能の高さは折り紙付き。リーズナブル、かつ高コスパを実現している点も大きな魅力です。そこで、次の3つのモデルを紹介します。

 

 

DEEBOT OZMO 920

 

5万円以下のディーボット・シリーズの中でもっともコスパが高いモデル。「吸引+水拭き清掃」に加えてレーザーマッピング機能はもちろん、スマートフォンのアプリで掃除エリアの指定やブラシ有無の切り替えも可能です。

 

 

DEEBOT-N8-PRO+白い 

 

このモデルは5~10万とミドルレンジのシリーズ。充電ステーションと一体型になった自動ゴミ収集スタンドに、約30回分ゴミを吸い上げ回収してくれる自動ゴミ捨て機能がついていることが特徴です。「吸引+水拭き」の同時清掃、マッピング機能も標準装備しています。

 

 

DEEBOT-XI-OMNI

 

高い吸引力と回転モップによるパワフル清掃はもちろん、マッピングだけでなく、障害物回避機能も標準搭載しています。自動ゴミ収集、自動モップ洗浄、カメラによる見守り、音声操作など、とにかく多機能なシリーズ最高峰モデルです。


 

まとめ


部屋を片付けることは、単に清潔で綺麗な部屋にするだけではありません。整理整頓ができた部屋の暮らしは、心の豊かさにも作用します。気分上昇はもちろん、ライフスタイルに好循環をもたらします。

 

大切なのは、自分にもできる片付けのコツを知ること。その上で、無理せずに片付けができて、しかも整理整頓された部屋をキープすることを心がけましょう。そうすると、毎日の暮らしがより楽しく、充実したものになっていきます。「新しいことにチャレンジする気持ちが芽生える」「視野が広がる」など、片付けがもたらすその後の日々の過ごし方は自分の可能性を広げることにもなります。

 

 

●監修 本間朝子/知的家事プロデューサー

自分自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決する。「あさイチ」(NHK)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ)、「ESSE」(扶桑社)「レタスクラブ」(KADOKAWA)などのメディアに出演し、講演や家事アイテムの商品企画も行う。 著書に「写真で分かる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」「60歳からの疲れない家事」(青春出版社)、「ゼロ家事」(大和書房)、「ムダ家事が消える生活」(サンクチュアリ出版)など

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