「一人暮らし」にロボット掃除機は必要?選び方のポイントとおすすめ機種をご紹介
2022-10-03
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT(ディーボット)」シリーズの中から、一人暮らしの家におすすめの機種を紹介します。そもそも、「一人暮らしにロボット掃除機は必要?」と思っている人もいるでしょう。今回は、一人暮らしの家でロボット掃除機を使うメリットや選ぶ際のポイント、おすすめ機種や活用術まで詳しく解説します。
<目次>
一人暮らしに便利なロボット掃除機
ロボット掃除機は一人暮らしの家にいる?いらない?
メリット1 自由な時間が増える
メリット2 部屋を綺麗に保てる
メリット3 心に余裕ができる
一人暮らし向けのロボット掃除機で押さえるべきポイント
ポイント1 住環境に最適なサイズを選ぶ
ポイント2 衝突防止や落下防止の機能の性能
ポイント3 稼働中の音量はどのくらい?
ポイント4 アプリ連携で場所や時間を設定できるか?
ポイント5 フローリングなら水拭きもできると嬉しい
ポイント6 価格と性能のバランス
一人暮らしにおすすめのロボット掃除機3選
- コスパ重視なら「DEEBOT OZMO 920」
- AIで障害物回避。ペットも安心できる「DEEBOT OZMO T8 AIVI」
- 自動ゴミ収集機つきで、コスパが高い「DEEBOT N8 PRO+」
一人暮らし必見!ロボット掃除機の上手な活用術
活用術1 片付かない物の一時避難場所を作る
活用術2 カーペット掃除はロボット掃除機の性能を要チェック
活用術3 コード類はケーブルボックスを活用する
まとめ
一人暮らしに便利なロボット掃除機
一人暮らしだと掃除が面倒だと感じている人も多いでしょう。もちろん間取りが狭く、物が散らかっていて掃除機をかけること自体が一苦労だったりします。ただ床に物を散乱させず、ある程度整理整頓された部屋で過ごしていれば「掃除をロボット掃除機に任せる」という選択肢もあります。一人暮らしをより快適に、かつ豊かにするアイテムになるでしょう。
ロボット掃除機は一人暮らしの家にいる?いらない?
結論から伝えると、一人暮らしにもロボット掃除機は大変に役立ちます。「一人暮らしでロボット掃除機なんて贅沢」。そういう意見が大多数だったのは、もはやひと昔前のことです。毎日を忙しく過ごす現代人にとって、「家事の負担は少しでも減らしたい」のが本音でしょう。
高価なイメージだったロボット掃除機ですが、最近はリーズナブルな商品が登場しています。経済的なハードルが下がったことで、一人暮らしのロボット掃除機に対する需要は高まったのではないでしょうか。そこで「ロボット掃除機の導入には、どんなメリットがあるのか」を紹介します。
メリット1 自由な時間が増える
掃除機をかける行為をロボットにアウトソースすることで、プライベートの時間が作れます。1日で換算すると10分程度かもしれませんが、塵も積もれば山となります。ロボットが自分の代わりに掃除してくれる時間を、趣味や自分磨きに使ったり、日頃の疲れを癒す時間としたり…。自由に使える時間が増えるのは、ロボット掃除機がもたらす大きなメリットです。
メリット2 部屋を綺麗に保てる
ロボット掃除機に掃除を任せるには、床を散らかしたままにはしておけません。床に物を置かないように意識するのは、最初こそ少し面倒に感じるかもしれませんが、続けるうちに、いつでも掃除機がかけられる部屋を自然にキープできるようになります。
不在の場合にもアプリ連携を使い、ボタン1つで掃除完了。とてもスマートです。ベッドやソファの下は、手がなかなか届きません。ついつい掃除が後回しになりがちな場所も、ロボット掃除機を使うことで綺麗にできます。埃に敏感な人やペットの抜け毛が気になる家では、とくにロボット掃除機の実用性を感じられるメリットです。
メリット3 心に余裕ができる
ロボット掃除機に任せておけば、毎日綺麗な部屋で過ごせるようになります。疲れた体にムチを打って「掃除をしなければ」と考える必要がありません。時間だけでなく、心にも余裕が生まれます。自分の暮らしが少しでも豊かになるのならば、もはやロボット掃除機は必需品と言えるかもしれません。
一人暮らし向けのロボット掃除機で押さえるべきポイント
最近では、ハイスペックな商品からリーズナブルな商品まで、さまざまなロボット掃除機が販売されています。例えば、エコバックスのロボット掃除機「ディーボット・シリーズ」でも、その数は10種類以上。これだけ多くのモデルがあると、「自分に最適なロボット掃除機がどれなのか?」を迷ってしまいます。そこで「一人暮らしにはどんなタイプがいいのか」のチェックすべきポイントを解説します。
ポイント1 住環境に最適なサイズを選ぶ
1R(ワンルーム)や1K、1LDKなどコンパクトな間取りが多い一人暮らしの部屋。そこに家具やソファなどが配置されることを考えると、ロボット掃除機にもコンパクトさが求められます。部屋の中でロボット掃除機が通りにくそうな隙間はないか、また実物がどの程度のサイズなのかをチェックしましょう。それを見極めてロボット掃除機を選ぶと、購入後に後悔しません。
幅だけでなく、高さの確認も忘れないようにしましょう。手が届かないベッドやソファの下などに潜り込んで掃除できるところが、ロボット掃除機の特長です。気に入ったロボット掃除機が稼働しやすいように、部屋のレイアウトや家具を見直すという方法もあります。家事負担を減らして快適な暮らしを目指すために、思い切って断捨離することも有効です。
ポイント2 衝突防止や落下防止の機能
「やっぱり家具を減らせない」という人には、衝突回避や落下防止の機能がついたロボット掃除機をおすすめします。衝突回避性能が弱いロボット掃除機は、壁や家具に衝突をしながら方向を変えて進んでいきます。面積が狭い一人暮らしの部屋では、家具の合間を縫って進むシーンはより増えるでしょう。
その際、頻繁に家具にぶつかる姿を見ると安心して掃除を任せられません。とくに賃貸では、近隣からの苦情や退去時の弁償につながってしまうかも。段差からの落下も、騒音の原因になってしまいます。また、ロボット掃除機は床に散らばるコード類が大敵。あらかじめ配線を整えておけば問題ありませんが、そこまで手が回らないのが実情です。そういう人にはコード類も避けてくれる「衝突回避機能」の持つロボット掃除機を選びましょう。
ポイント3 稼働中の音量はどのくらいか?
ロボット掃除機のメリットは、「自由な時間を作れる」ことでした。しかし、清掃時の音がうるさすぎると、プライベートや仕事に集中できません。自宅でリモートワークをする人は、とくに注意が必要です。せっかくの浮いた時間を台無しにするような騒音が出ないか、動作音量は購入前に必ずチェックしましょう。
具体的には、どの程度の音量を目安に検討すればいいのでしょうか。一般的に人は「60dB程度までの音であれば、うるさく感じない」とされています。日常生活で例えると、普通に会話をするくらいのボリュームです。ロボット掃除機を選ぶ際には、60dBを目安になるべく数値の低い商品を選ぶとよいでしょう。
ポイント4 アプリ連携で場所や時間を設定できるか?
床の物を片付け切れなかったとき、また侵入されたくないスペースがあるときも、たまにはあるでしょう。そういうときに便利なのが「立ち入り禁止ゾーンを設定できる」機能です。磁気テープでゾーニングし指示するロボット掃除機もありますが、もっとも簡単なのがアプリを使って指示できるタイプです。
エコバックスのディーボット・シリーズは専用スマホアプリ「ECOVACS HOME」を使い、侵入禁止エリアを手軽に指定できます。「表示されたマップ上に線を引くだけ」なので簡単。また、タイマー設定や遠隔操作、ペットカメラになるなど、専用アプリとの連携で「何ができるようになるのか」は、ほかの商品との比較検討の際、注目したいポイントです。
ポイント5 フローリングなら水拭きもできると嬉しい
最近では、ゴミを吸引するタイプだけではなく、モップがけ用のロボット掃除機も販売されています。ただ2台購入するのは、場所もお金もかかります。フローリングの部屋に住む人は、水拭き機能を兼ね備えたモデルを検討してみてください。
エコバックスの「ディーボット・シリーズ」は、すべて吸引清掃と水拭きを1台で行えます。「オズモモップシステム」という機能は、衛生微生物研究センターの除菌力評価試験で、床についた足の裏の細菌の除去率99.26%(※)を記録。素足で歩くのが気持ちよい床を実現できます。
使い方も簡単で、水拭きを行いたいときに、タンクに水を入れ付属のモッププレートを取りつけるだけ。水拭きの際はカーペットをセンサーで認識し自動で避けてくれるので、水濡れの心配は不要です。自分でやるのが大変な床拭きは、ついつい後回しにしてしまいがち。1台2役のロボット掃除機を手に入れて、家の床掃除はすべてロボットに任せてしまいましょう。
※足の裏から採取したグラム陽性を付着させた床で、OZMO™(オズモ)モップシステムを搭載したディーボット・シリーズの機種で、吸引力「最大」、水量「超高」に設定して20分間清掃運転した後の除菌率
ポイント6 価格と性能のバランス
ハイスペックになるほど、ロボット掃除機の価格も高くなります。コストパフォーマンスを考慮しても、一人暮らしのロボット掃除機は10万円以下に納めたいところ。ライフスタイルに合わせて、お金をかけるべきポイントと妥協すべきポイントの見極めが大事です。
例えば、自動ゴミ収集機の有無は、価格を大きく変えるポイント。「こまめなゴミ捨てが苦にならない」という人は割愛すべきでしょう。逆に、アレルギー体質の人など、埃が舞うことにストレスを感じる人は少しお金をかけても自動ゴミ収集機を導入した方が、結果的にコスパが良い可能性もあります。
一人暮らしにおすすめのロボット掃除機3選
ここまで伝えたメリットやポイントを踏まえ、ディーボット・シリーズの中から一人暮らしにおすすめの機種を3つ紹介します。
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コスパ重視なら「DEEBOT OZMO 920」
基本機能を兼ね備えつつ、なるべく価格を抑えたい人には「DEEBOT OZMO 920」がおすすめです。5万円以下の低価格モデルながら、アプリ連携によるマッピング機能を搭載。高性能レーザーを用いて部屋ごとに精度の高いマップを作成し、隅々まで最適なルートで掃除を行います。
そのほか、衝突防止や落下防止の機能つき。動作音は65dBと静音性が高いとは言えませんが、許容範囲。サイズは直径35×高さ10cmと、大きすぎません。まさに一人暮らしの家にも取り入れやすいバランスの取れたモデルです。
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AIで障害物回避。ペットも安心できる「DEEBOT OZMO T8 AIVI」
最大の特長は、本体に高性能AIと広角カメラを搭載することです。AIVIの脳内には清掃を妨げがちな7種類の障害物(コードやスリッパなど)が、あらかじめプログラミングされています。走行中、カメラが障害物を捉えるとAIがそれを認識。障害物を避けて掃除してくれます。
この技術によって、ロボット掃除機の天敵であるコード類も回避するようになりました。コードに絡まって清掃を中断してしまう、スリッパや洗濯物を引きずりながら掃除をしてしまう心配がありません。障害物で掃除を中断した箇所は、アプリから確認可能。再清掃ボタンをタップすれば、障害物を取り除いた後にワンタッチで掃除を再開してくれます。
この「DEEBOT OZMO T8 AIVI」は、ペットを飼っている人にもおすすめです。理由は、搭載する広角カメラがネットワークカメラとしても利用可能だから。「ECOVACS HOME」アプリを通して、留守番中のペットや子どもの様子が見られます。
1Kや1LDKなどの部屋に、何種類もの機械を置くのは得策ではありません。ペットカメラの設置も検討する人は、ロボット掃除機にお願いすると一石二鳥です。このモデルも水拭き掃除対応。1台で何役もこなせる賢い機種ながら、価格は7万円以下と魅力的です。
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自動ゴミ収集機つきで、コスパが高い「DEEBOT N8 PRO+」
「DEEBOT N8 PRO+」は、エコバックスの公式ストア限定モデル。自動ゴミ収集機つきでありながら、価格が8万円台とコスパに優れています。自動ゴミ収集機なしの同シリーズとの差は約2万円と決して小さな額ではありませんが、こまめなダストボックス清掃や埃の飛散が気になる人は、自動ゴミ収集機に投資する価値は十分です。
エコバックスの自動ゴミ収集機は紙パック式。専用の紙パックに、最大60日分のゴミを溜められます。この専用紙パック、取り出す際には自動で口が閉じる構造が特長です。このおかげで吸い取った埃が舞い上がりません。埃に過敏な人には嬉しい機能です。
「DEEBOT N8 PRO」シリーズは「DEEBOT OZMO 920」と比較して吸引力が73%も向上。同時に、動作音は58dBと「DEEBOT OZMO 920」より性能アップ。吸引力と静音性を兼ね備えているのがポイントです。
3機種の性能を簡単にまとめてみました。
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製品名 |
DEEBOT OZMO 920 |
DEEBOT OZMO T8 AIVI |
DEEBOT N8 PRO+ |
サイズ |
Φ350×93mm |
Φ353×93mm |
Φ353×93.6mm |
障害物回避 |
衝突防止センサー/落下防止センサー |
高性能AIチップセットと広角122°レンズのカメラ |
3D物体回避(True Detect)テクノロジー |
清掃音 |
65dB |
55dB |
58dB |
マッピング |
Smart Navi™(スマートナビ)3.0 (高性能レーザーマッピング技術) |
True Mapping™ (D-ToF技術) |
True Mapping™ (D-ToF技術) |
アプリ連携 |
○ |
○ |
○ |
タイマー設定 |
○ |
○ |
○ |
ネットワークカメラ機能 |
― |
○
|
― |
水拭き機能 |
○ |
○(OZMO Proストロング電動クリーニングモップ) |
○ |
ゴミ自動収集 |
― |
△(別売) |
○(最大60日分のゴミを収容可能) |
価格 |
49,800円(税込) |
69,800円(税込) |
85,000円(税込) |
一人暮らしの家にロボット掃除機を導入する上で抑えるべき基本ポイントについては、3機種とも大差ありません。ただし、「重視すべきポイントをどこにするか?」で選ぶ機種が変わります。ぜひライフスタイルや価値観と照らし合わせ、自分にぴったりの1台を見つけましょう。
一人暮らし必見!ロボット掃除機の上手な活用術
「一人暮らしでロボット掃除機を使いこなせるか不安」。そういう人に向けて、実際にロボット掃除機を導入後に役立つ活用術を紹介します。高価な家電なので、「宝の持ち腐れにしない」ためにも「継続して使えるように暮らしを工夫する」ことが大切です。
活用術1 片付かない物の「一時避難場所」を作る
ロボット掃除機を活用する際には、とにかく床に物がない状態を作らなければなりません。しかし、ロボット掃除機を稼働させるために毎回片付けから始めると大変です。それが続くと、いつのまにかロボット掃除機の出番がなくなってしまう可能性も。
そういうときは、大きなカゴのような物に「一時避難」させましょう。気軽にポイポイと入れてしまえれば、散らかった床をとりあえずロボット掃除機が稼働できる状態にできます。ただ、あくまでも「一時避難場所」であることは忘れないようにしましょう。習慣化すれば、常に床を綺麗な状態にすることも可能になります。
活用術2 カーペット掃除はロボット掃除機の性能を要チェック
ロボット掃除機を使う部屋にカーペットを敷いている場合、掃除機との相性確認が必要です。まず、毛足の長いタイプは掃除機が巻き込んでしまうことがあるため、避けましょう。厚みにも注意が必要です。エコバックスのディーボット・シリーズは、どの機種も2cm程度の段差は乗り越えられる設計になっています。しかし、それ以上の厚みがある場合はカーペットの上を掃除できません。
逆に、薄すぎるカーペットとの相性も心配です。走行中にカーペットごとまくり上げてしまうかもしれません。ロボット掃除機と相性がカーペットは毛足が短く、厚み2cm以内で、生地が固め。相性が悪いカーペットを敷いていると、思うようにロボット掃除機が働いてくれません。ストレスを感じないように、相性が良いカーペットに変えるのも1つの手段です。
活用術3 コード類はケーブルボックスを活用する
ディーボット・シリーズのロボット掃除機は衝突回避性能が高く、コード類を避けてくれます。ただ万が一を考えると、コード類はケーブル収納ボックスを活用して綺麗に整えておいた方がいいでしょう。「コードを避けられるから」と、剥き出しのままにしておくとロボット掃除機が通らない場所に埃が溜まってしまいます。コード類も収納ボックスにしまえば、部屋もすっきり綺麗に見えます。
まとめ
家事負担を減らして快適な暮らしを得るためには、一人暮らしでもロボット掃除機を導入する価値は十分にあります。基本的なサイズ感や静音性、アプリ連携などの操作性を事前に確認し、ライフスタイルに最適な機能をリサーチしましょう。
エコバックスのロボット掃除機は、全機種にアプリ連携やマッピング機能、1台2役の水拭き機能がついています。自動ゴミ収集機やAI搭載のタイプでも、10万円以内で手に入るので一人暮らしの人にもおすすめです。
とはいえ、ロボット掃除機も万能ではありません。それぞれのモデルを有効活用するには、とくに床にあまり物を置かず、ロボット掃除機が働いてくれる環境を整えることも大切です。ぜひロボット掃除機の活用術も参考に、「床掃除をすべて任せられる」環境づくりも知っておきましょう。